雇用・能力開発機構の解体で合意:行政改革・効率化有識者会議
NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース-雇用機構の解体で合意 有識者会議
政府の行政減量・効率化有識者会議(座長・茂木友三郎キッコーマン会長)は3日、厚生労働省所管の独立行政法人雇用・能力開発機構を解体する方針で合意した。
巨額の費用を投じて建設し、赤字運営が続く悪名高き「私のしごと館」は業務を廃止、土地・建物を売却を検討する方向で一致。ああ、それならば、なぜ、建設の段階でストップできなかったのか?頭のいい官僚が、建設は我が国の将来のために是非とも必要であるとの、もっともらしい理屈をつけて建設を進めたんでしょうねえ。
有識者会議は、事業主に対する助成金の支給業務も他の法人やハローワークでも実施可能であるとしています。そうですよねえ、私は以前からそう思っていました。届出はハローワークでも良さそうなものをなぜ、都道府県にたった一カ所しかない雇用・能力開発機構までわざわざ出向かなければならないのか、不思議であり、腹立たしく思っていました。
同機構の相談員は、かつては態度が尊大で腹立たしい思いをしたものです。今は腰が低くなりましたがね。
しかし、厚生労働省と同機構側は解体に反対しています。自己防衛にかけては天才的な能力を発揮する官僚と新政権は戦えるでしょうか。今後のバトルがもみものです。