障害者を初めて雇う中小企業に100万円の助成金
asahi.com:障害者を初めて雇う中小企業に100万円 厚労省方針 - 政治
厚生労働省は22日、障害者を初めて雇った中小企業に、100万円の奨励金を出す制度を作る方針を固めた。
今月中に政府がまとめる新総合経済対策に盛り込まれる予定です。事業費は2009年度予算で7億5千万円程度。
奨励金の対象はこれまで障害者を雇ったことのない中小企業、とはいっても従業員が56人~300人いなければなりません。
56人というのは法定雇用率1.8%を達成すべき従業員数なので、56人未満の会社では障害者を雇い入れる義務はないし、奨励金も支給しないということになります。
しかし、法定義務を達成して助成金がもらえるというのも妙な感じですよね。
また、上記の奨励金とは別に、企業が障害者を雇う目的でつくる「特例子会社」を新設、障害者を新たに10人以上雇い入れた場合、初年度は2千万円、2、3年目は各1千万円を助成する制度も作る予定です。
これは3年間の時限措置として、事業費は2009年度予算で4億5千万円程度だそうです。