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雇用対策、政労使が7年ぶりに足並みをそろえ

NIKKEI NET(日経ネット):雇用、政労使で緊急協議 安全網整備へ足並み
政府、日本経団連、連合は景気の急激な悪化を受け、政労使3者による緊急の雇用対策協議の検討に入った。
経団連、連合、政府は2002年以来、約7年ぶりに足並みをそろえ、緊急雇用対策協議に入りました。
緊急雇用対策協議に向けた労使による共同要請案の骨子は以下の通りです。
  • 雇用調整助成金中小企業緊急雇用安定助成金)の支給要件を一段と緩和、雇用保険から漏れてしまう離職者を対象とする生活保障制度の創設、職業訓練プログラムの充実等雇用の安全網を整備する
  • 有期契約労働者を含めて雇用を維持する
  • 日本版ワークシェアリングのあり方を議論する
  • 各省庁横断での雇用創出取組を強化する
  • 効果的な雇用対策のために政労使協議を設置する
国が都道府県に拠出する「ふるさ雇用再生特別交付金」で創設することになる基金の活用が雇用創出のテーマとなります。労使も基金に資金を拠出し、地域での求職がしやすくなるように話し合うことになりそうです。

仕事を分かち合うワークシェアリングについては「個別企業の労使間の合意」を基本的な条件とすることになりそうです。

ここで、先日BS2で放映された映画「怒りの葡萄」が頭に浮かびます。主人公のヘンリー・フォンダ(若いのなんのって、何しろ69年も前の映画です)一家は小作農で、おんぼろトラックに大勢の家族が乗り、仕事を探してアメリカを旅するのですが、やっと仕事にありつけたかと思うと、後からやってきた同じような小作農の一家も、同じ仕事につくため、給料が半分になってしまいます。

一つの仕事を大勢で分け合う理不尽さ、しかし、これってまさにワークシェアリングですよね



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