与党新雇用対策プロジェクトチーム、追加雇用対策で大盤振る舞い!!
与党の新雇用対策プロジェクトチームが3月19日にまとめた追加の雇用対策は以下の通りです。
1.雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)の拡充
- 手続を迅速化し、初回は申請後2か月以内に支給する(現在は5~6ヶ月後)
- 助成率を大企業2/3→3/4、中小企業4/5→9/10へ拡充
- 残業の大幅削減により、労働者の雇用を守った場合も助成対象に加える←ワークシェアリングと言えば聞こえがいいですが、私見ながら、これは行き過ぎだと思います。ほんらい、残業はゼロであるべきだからです。
- 労働者派遣法の改正案の早期成立により、日雇い派遣を原則禁止する
- 今後1年間で製造業の派遣禁止、正規・非正規労働者間の待遇格差改善を議論する
- 緊急人材育成・就労支援基金を創設、職業訓練中の生活費を月10万円支給する
- 公共職業安定所(ハローワーク)の職員を1,000人、相談員を6,000人増員する
- 緊急雇用創出事業を3,000億円積み増しする
- ふるさと雇用再生特別交付金への企業初出を解禁する
- 採用内定取消企業名を3月中に公表する
- 就職協定を復活する
- 日本で就労する外国人が帰国する際、30万円の帰国支援金を支給する