ソフトバンクグループが学生に採用前から営業活動をさせていた?
ソフトバンクグループのソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムの3社は、営業・企画・販売職として2010年新卒採用に応募した学生に対して、筆記・面接および営業力を選考基準とした「特別面接枠」なるものを設けました。
その特別枠に応募してきた学生に対し、新規契約や他社からの乗り換え契約の営業をさせ、実績を評価対象として4月下旬以降に行われる特別面接を受けられる学生を選考するとか。
厚生労働省は、内定前からこうした条件を定める例は聞いたことがない、と法的問題点等事実関係を調査することになりました。ソフトバンク側は、問題はないと話しているようです。
営業力を試す試験と言えば、聞こえはいいと思いますが、結果として採用前からソフトバンクに利益が転がり込むしかけなので、単なる試験とは言えないと思います。
しかも無報酬となると労働基準法違反の賃金不払いということにもなります。さらに内定前に、すでに労働契約が成立していた、ということにもなりかねません。
厚生労働省は、内定前からこうした条件を定める例は聞いたことがない、と法的問題点等事実関係を調査することになりました。ソフトバンク側は、問題はないと話しているようです。
営業力を試す試験と言えば、聞こえはいいと思いますが、結果として採用前からソフトバンクに利益が転がり込むしかけなので、単なる試験とは言えないと思います。
しかも無報酬となると労働基準法違反の賃金不払いということにもなります。さらに内定前に、すでに労働契約が成立していた、ということにもなりかねません。