「Windows Home Server」のおすすめ
今まで使っていたネットワークHDD「NAS」が6年を経過し、そろそろHDDが寿命を迎えるのではないかと思い、またスピードにも不満があったので、最新型の高速なNASに買い換えようと思っていました。
BUFFALOのテラステーションにするか、「Windows Home Server」インストール製品にするか、あるいは思い切って「Windows Server 2008 Foundation」にしてしまおうか、大いに悩みました。
利用目的は主に、データの共有とクライアントパソコンのバックアップ、そしてプリンタの共有です。
結局、購入したのはWindows Home Serverをプリインストールした、日本エイサーのH340-S2という製品。
1TBのHDDを3台搭載、合計3TBもの容量を誇っています。Windows Home Serverは2台目以降のHDDには1台目のHDDと同じ内容が書き込まれる仕様になっているため、2台目と3台目のHDDにバックアップするのと同様な効果があります。
その上、クライアントパソコンのバックアップを高速に行ってくれるシステムが標準で備わっているので本当に助かります。100GBぐらいであれぱフルバックアップに1時間もかからないのではないでしょうか。2回目以降は差分のみのバックアップとなるので、20分もあれば完了してしまいます。
バックアップ中であっても、クライアントパソコンにそれほど負荷がかからないのもうれしい。今までバックアップに様々なソフトの使用を試みて四苦八苦していたのが嘘のようです。
H340-S2という製品、きわめて静かで場所も取らないのはうれしいのですが、操作はクライアントパソコンからしか行えません。
クライアントパソコンにコンソールというプログラムをインストールして操作するか、リモートデスクトップによる操作しかできません。
できれば、直接モニターを接続して操作したいところですが、この価格(79,800円)では、そこまで要求するのは無理、というものでしょう。
H340-S2本体です。
コンソールで遠隔操作の画面。
リモートデスクトップで遠隔操作しているところ。