芸能人の年金制度が廃止
asahi.com(朝日新聞社):芸能人の年金制度廃止、法改正や景気悪化で運営困難 - 社会
俳優や歌手ら約9万5千人の芸能人が所属する業界団体が、36年間運営してきた国内唯一の芸能人向け年金制度を廃止した。
「芸能人年金共済制度」(芸能人年金)は、サラリーマンの企業年金に該当する私的年金で、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)所属の18歳から~65歳までの芸能人や配偶者が加入でき、65歳から受給できます。2009年5月末時点の加入者は2859人で受給者は2158人。
廃止は、2006年4月に施行された改正保険業法と景気悪化が原因です。共済事業が運営者に悪用される詐欺事件が相次ぎ、無認可共済への規制が厳しくなり、更に景気悪化のため、掛け金を運用していた株や債権が暴落、資産もピーク時の3分の2まで減ってしまいました。
払い込み済の掛け金は計約5千人の加入者や受給者に全額返還されますが、利息はゼロになってしまうようです。
加入者には、脱退が相次ぐのを防ぐため、事前に知らせることができなかったようです。
芸団協のホームページは以下から。
芸団協
廃止は、2006年4月に施行された改正保険業法と景気悪化が原因です。共済事業が運営者に悪用される詐欺事件が相次ぎ、無認可共済への規制が厳しくなり、更に景気悪化のため、掛け金を運用していた株や債権が暴落、資産もピーク時の3分の2まで減ってしまいました。
払い込み済の掛け金は計約5千人の加入者や受給者に全額返還されますが、利息はゼロになってしまうようです。
加入者には、脱退が相次ぐのを防ぐため、事前に知らせることができなかったようです。
芸団協のホームページは以下から。
芸団協