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驚くべき身勝手さ、日航退職者有志は企業年金カットに猛反対

asahi.com(朝日新聞社):JALの企業年金カット、OBの3分の1以上が反対 - ビジネス・経済 (1/2ページ)

日本航空が経営再建の柱に据える企業年金の削減について、日航退職者有志の団体が17日、受給権を持つ退職者の3分の1以上が年金減額に反対する署名をしたと声明した。
企業年金削減には現役社員と退職者それぞれの3分の2以上の同意が必要なため、年金削減計画が暗礁に乗り上げる可能性が出てきました。

日本航空といえば、政府からの支援を受けて経営再建中。にも係わらず、退職者のこの身勝手さにはあきれるばかりです。

強すぎる労働組合、充実しすぎた福利厚生が会社の経営を圧迫することはGMの例をみてもあきらかです。

中には月40万円以上の年金をもらっている退職者もいるそうです。彼らにしてみれば、月40万円の年金が一生もらえることを前提に生活設計を立てているので、減額されてはたまらない、ということでしょうか?

しかし、会社あっての労働組合であり、企業年金であるはずです。会社がなくなれば、一体彼らはどうするつもりでしょうか?

国にでも怒りをぶつけるつもりでしょうか?

日本航空には8つも労働組合があるのも仰天です。8つもの労働組合と団体交渉を重ねなければならない日航の労組担当者には同情を禁じ得ません。

今のところ最大勢力のJAL労働組合の対応は未定ですが、日本航空機長組合は、「切り捨ては容認できない」などと身勝手なことを言っているようです。

日本航空を一旦、破綻させることができれば、まともな労使関係が築けるもしれませんが。。。

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