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高卒初任給、技術・技能系が20年前の水準に

労働新聞社が行った「平成22年高卒初任給調査」によると、「技能・技術系」で前年を平均23,015円下回り153,614円、「販売・営業系」では9,748円下回り172,991円、「事務系」のみは1,000円ほど上昇し167,246円となったことがわかりました。
「技能・技術系」の15万円台は20年近く前の水準なので、ちょうどバブルの絶頂期と同じ水準でしょうか。

バブル絶頂期と同じ水準ということは、まだまだ高いという見方もできると思いますが、ものづくり大国であるべき日本において、技能・技術職の希望者が減り、技能・技術の伝承がままならない、ということになれば、由々しき問題です。

もっとも、高卒初任給が平均17万円超の状態が10年以上も続いていたことこそが異常かもしれませんが。

高卒初任給の調査結果の詳細は、労働新聞8月17日(第2741)号に掲載されています。
労働新聞は以下から、3ヶ月間無料で試し読みできます。
http://hrmsolution.info/form/roushin/index.php

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