「勝間和代」を目指さない
香山リカ氏の「しがみつかない生き方」が20万部を超えたようです。
ホリエモンが礼賛された時代から、派遣村が礼賛される時代へ。
バブル崩壊直後のように今の日本は疲れ切っているのでしょうか?
そんな今の日本にぴったりの本でしょうか?
ホリエモンが礼賛された時代から、派遣村が礼賛される時代へ。
バブル崩壊直後のように今の日本は疲れ切っているのでしょうか?
そんな今の日本にぴったりの本でしょうか?
恋愛、子ども、仕事、お金等々にしがみつかないで、自分のペースで生きていこう、と著者は主張していますが、香山リカ氏本人は、子どもはいないかもしれませんが、仕事で成功し、収入だって相当なものでしょう。恋愛はどうかわかりませんが・・・
五木寛之氏と考え方が似ているようですが、彼もやはり仕事で成功した人です。
そういえば、稲盛和夫氏が「足るを知れ」などと著書で主張していましたが、資産家にそんなこと言われてもねえ。
とは言え、香山リカ氏のこの本はとても示唆に富んでいます。成功法則の本を山ほど読んでいくらがんばっても成果が上がらない、子どもや恋愛、仕事、お金について深刻になっている人には一服の清涼剤となることでしょう。
最終章で勝間和代氏を批判しているのがおもしろい、彼女の反論がききたいところです。
この本については、もう少し書きたいことがありますが、それはまた後日・・・