プロ野球審判員労組が今シーズン中にストライキの可能性
労働新聞9月14日(第2744)号の記事によると、プロ野球審判員の労働組合が今シーズン中にもストライキを打つ可能性が出てきました。
日本のプロ野球は、これまでセ・パ両野球連盟と(社)日本野球機構(NPB)の3局で構成され、審判員はそれぞれの野球連盟と契約を結んでいました。
各連盟は、2008年12月に組織統合され、審判員の契約もNPBに一本化、そこで持ち上がった問題が、審判員の厚生年金への継続加入。
NPB、その一機関である審判部、審判員が加盟する連帯労組(JSD)との三者は小委員会を設けて、議論したところ、厚生年金への継続加入についての意見が一致しました。
ところが、NPBは「審判員とは請負契約」とする説明を社会保険労務士を通して、社会保険事務所に行い、同事務所から「契約書をみる限りでは請負的性格が強いので、契約書を変更して厚生年金保険被保険者資格を継続するか、資格喪失手続を取るように」との見解が出されました。
労働組合側は、NPBに欺かれた、との思いを強くし、社会保険事務所に再審査を請求しました。
労組側は「国は我々に確認もしていない」と国に対しても反発していますが、事業主が提出する書類に対して、国が労組に確認するはずがないのでは???
それはさておき、労組は今シーズンにもストライキを打つ可能性が出てきました。
人事労務に関する最新情報満載の60年もの歴史を誇る労働新聞は以下から、3箇月間無料で試し読みできます。
http://hrmsolution.info/form/roushin/index.php
各連盟は、2008年12月に組織統合され、審判員の契約もNPBに一本化、そこで持ち上がった問題が、審判員の厚生年金への継続加入。
NPB、その一機関である審判部、審判員が加盟する連帯労組(JSD)との三者は小委員会を設けて、議論したところ、厚生年金への継続加入についての意見が一致しました。
ところが、NPBは「審判員とは請負契約」とする説明を社会保険労務士を通して、社会保険事務所に行い、同事務所から「契約書をみる限りでは請負的性格が強いので、契約書を変更して厚生年金保険被保険者資格を継続するか、資格喪失手続を取るように」との見解が出されました。
労働組合側は、NPBに欺かれた、との思いを強くし、社会保険事務所に再審査を請求しました。
労組側は「国は我々に確認もしていない」と国に対しても反発していますが、事業主が提出する書類に対して、国が労組に確認するはずがないのでは???
それはさておき、労組は今シーズンにもストライキを打つ可能性が出てきました。
人事労務に関する最新情報満載の60年もの歴史を誇る労働新聞は以下から、3箇月間無料で試し読みできます。
http://hrmsolution.info/form/roushin/index.php