日本の貧困率は15.7%、厚生労働省
長妻昭厚生労働相は10月20日、国民の経済格差指標となる「貧困率」が2007年(日経新聞によると2006年)は15.7%で1997年以降で最悪の水準だと発表しました。
長妻厚生労働相は、子ども手当をばらまいて貧困解消に取り組むとか。
確かに子ども手当をばらまけば子どもの多い世帯ほど所得が上がり、貧困率の解消に一役買うことでしょうけど、単身世帯や夫婦だけの世帯は無視ですか?
ところで、今回算出した貧困率は、全世帯の可処分所得を1人当たりに換算して高い順に並べたときに中央となる人の所得(中央値228万円)の半分(114万円)に満たない人の割合だそうです。
これは、あくまでも所得であって収入ではないので、それなりの暮らしをしている自営業者の相当数が貧困層に位置していると思われます。
ニュースでは、派遣など非正規労働者のことばかり取り上げますけど・・・
詳細は以下をご参照ください。
厚生労働省:相対的貧困率の公表について