鳩山内閣支持率が70%台
小泉改革を全否定しているかのような鳩山内閣の支持率が70%を超えているようです。日本人はわかりやすさが大好き、というか単純ということでしょうか。
小泉さんのワンフレーズ、鳩山さんの(というか民主党マニフェスト至上主義の)公共事業バッサリ切り捨て、子ども手当大盤振る舞い、実にわかりやすい。
確かに自民党時代の官僚依存、公共事業依存、大企業依存のしがらみを断ち切るのは見ていて気分がいい部分もありますが、こうまで極端に切り捨てることはないと思います。
子ども手当など麻生内閣の定額給付金の超大型版に過ぎないのでは?そんなお金をばらまいても預金に回るだけではないのか?
来年度からの財源は一体どうするつもりでしょうか。酒やたばこの増税だけでまかなうつもりか。
低負担高福祉など成り立つはずがありません。
さて、子ども手当、日経新聞の調査によると、やはり、30代の評価が58%と最も高く、50代となると20%程度に下がり、世代間の評価が完全に分かれています。
鳩山内閣が消費税増税を打ち出ても、子ども手当が欲しくてたまらない30代の子育て世帯は内閣支持を続けるでしょうか?
まさか、子ども手当は欲しいけど消費税増税は嫌だ、などと勝手なことは考えていないでしょうね。
鳩山内閣が消費税増税を明確に打ち出し、高負担高福祉社会を目指す、と宣言すれば私も内閣を支持しないこともありませんが、小沢さんの影がちらつくのが気になります。
それから国民新党・社民党との連立も嫌~な感じです。