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「傷病手当金」と「出産手当金」が大幅に減額されるかもしれません

平成21年11月10日(火)に第13回全国健康保険協会運営委員会が開催されました。

運営委員会で配られた資料「傷病・出産手当見直しに関する具体案」によると、傷病手当金、出産手当金を大幅に減額する具体案が示されています。

 

傷病・出産手当見直しに関する具体案は以下の通りです。

1.傷病手当金
(1) 支給額の上下限を雇用保険並に、下限50,000円/月~上限210,000~230,000円/月程度まで引き下げる。
(現行は標準報酬月額の2/3。支給額は、下限38,600円/月~上限806,600円/月。「協会けんぽ東京支部」の場合)

(2) 受給に必要な加入期間を雇用保険並びとし(直近1年内に計6ヵ月以上〔倒産等の場合〕)、満たさない場合は、
案1 雇用保険並びで不支給
案2 支給割合を半減2/3→1/3
案3 支給期間上限を半減1.5 年→9 ヶ月

(現行は加入期間による支給制限なし)

2.出産手当金
(1) 上下限を雇用保険並びに引き下げ、下限49,200円/月~上限160,000円/月~230,550円/月まで、引き下げる。
(現行は標準報酬月額の2/3。支給額は、下限38,600円/月~上限806,600円/月。「協会けんぽ東京支部」の場合)

(2) 受給に必要な加入期間を雇用保険並びとし(直近1年内に計6ヵ月以上〔倒産等の場合〕)、満たさない場合は、
案1 雇用保険並びで不支給
案2 支給割合を半減2/3→1/3

(現行は加入期間による支給制限なし)

第13回全国健康保険協会運営委員会の資料は以下をご参照ください。
第13回全国健康保険協会運営委員会が開催されました - 全国健康保険協会

傷病手当金・出産手当金の見直しに関する具体案は以下をご参照ください。
傷病・出産手当見直しに関する具体案 [9KB pdfファイル]

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