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大学は出たけれど

今春大学卒業予定者の就職内定率が、12月1日現在73.1%で、文部科学省が1996年に調査を始めて以来、最低となったことが12月14日に判明しました。2000年前後の就職氷河期より、更に厳しい状況となっています。

 

数年前に、BSで放映された小津安二郎の「大学は出たけれど」という1929年(昭和4年)の無声映画を見たことがあります。

もともと70分の長編映画が11分程度しか残存せず、短編となってしまった映画の内容は良く覚えていませんが、昭和初期当時、大卒就職率は30%程度の低さ。

内定率最低と言われる今年の半分以下でしかありませんでした。

今よりも、ずっと貧しかった当時の日本に思いを馳せて、もう一度見たいと思います。

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