激突!
今日の出来事です。車でお客さんの会社を訪問し帰路につきました。うちの近くまで来たところで突き当たりの道を一時停止し、左折しようとしたところ、遙か後方からワンボックスカーが近づいていましたが、距離もあることだし、思い切って左折、加速しました。
すると後方のワンボックス、前に出られたのがよほどしゃくに障ったのでしょうか?思いっきり近づき、あおってきました。
突き放してやろうと、コチラも加速しましたが、ぴったりつけてきます。そして信号で停止すると、後ろの車は、手前の道を右折していきました。
やれやれ、バカがいなくなってホッと一息つき、信号が青になり直進すると・・・なななんと・・・
さっきの車が前をゆっくり走っているじゃありませんか。それもタバコを挟んだ右手を窓の外に垂らしながら、時速20キロぐらいでトロトロと・・・
これには、ゾーッと寒気がしました。思わず、スピルバーグの「激突!」という映画のワンシーンが脳裏を横切りました。
主人公のデニス・ウィーバーがノロノロ運転のタンクローリーを追い越したばかりに、逆に追いかけられてしまい・・・
公開当時、中学生の私は漫画が大好きで少年マガジンと少年ジャンプは毎週買っていました。そのどちらかの映画欄に、ロードショー公開されたばかりの「激突!」について「スピルバーグという無名の25歳の若い監督による作品で才能を感じます」といったようなコラムを目にしたことがあります。
結局、「激突!」は映画館で見ることはなく、長じてから何度もテレビで見ることになりましたが、何度見ても怖い、ラストがわかっているのに、何回見ても怖くてたまらない映画です。
特に、車の免許を取ってから見ると怖さが倍増するようになりました。主人公と自分が完全に一体化してしまうのでしょうね。
ところで、くだんのワンボックスですが、こんなバカの後ろにいたら命を落とすかもしれない、と思い、即座に左折して、ちょっと回り道をして帰りました。
しばらく心臓がバクバクしていましたが、ブログネタをくれた阿呆に感謝!!