厚生年金保険料、給与から天引きしても未納が14,000件
厚生労働省は、総務省の年金記録第三者委員会が2年の消滅時効にかかった厚生年金保険料について調査・審議した結果を公表した結果によると、事業主が従業員の給与から厚生年金保険料を天引きしているにもかかわらず、納付していないものが14,000件にも上ることが明らかになりました。
近頃話題のモンスターペアレントによる給食費未納問題同様、カネがあるにもかかわらず納付しない悪質な事例もあることとは思いますが、多くの会社は、売り上げの減少によって納めたくても納められないのが現状だと思います。
なぜなら、厚生年金保険料はほとんどが会社の金融機関口座から引き落とされる仕組みになっているため、残高不足による引き落とし不能に陥ることが多いからです。
一刻も早い景気回復が望まれます。
以上の記事は、労働新聞2月15日(第2765)号を参考にしました。人事労務に関する最新情報満載の労働新聞は以下から、小林事務所を通せば、3ヶ月間無料で試し読みできます。
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