国際医療福祉大(本校・栃木県大田原市)、北海道医療大(北海道当別町)、聖隷(せいれい)クリストファー大(浜松市)の3大学が医学部の新設を検討しています。
首都圏でないのがちょっと残念な感じもしますが、地域医療の担い手となり、地方の活性化につながれば、大変好ましいことです。
政権交代で、民主党は医師増員を掲げ、医療に重点を置く政策をとっているため、医学部の新設には追い風となっているようです。
同党は、看護コースと病院を持つ大学の医学部新設を後押しするとして、医学部増設に機運が高まったようです。
自民党政権時代には、医師養成学部・学科については、1982年、1997年の医学部定員削減の閣議決定を受け、新設の審査は行わない規定になっていましたが、今後撤廃されるとみられています。
設置基準の緩和が進み、他大学にも医学部増設の動きが広がる可能性があります。