3月5日、政府は、現行は2年までしか事後納付できない国民年金保険料を10年間遡って納めることが可能になる年金確保支援法案を閣議決定しました。
国民年金保険料も10年も遡ると、相当な額に上るので躊躇する人もいるかも知れませんが、あと3年納めれば年金がもらえる、という人にとっては朗報でしょう。
法案は今国会での成立をめざし、2011年中の施行を目指します。
確定拠出年金制度も拡充し、企業型確定拠出年金について、個人も掛金を拠出できるようにします。
また、積立も65歳まで可能になります(現行60歳まで)。
厚生年金基金も、年金資産が積立不足のままでも解散できる特例措置を2011年から導入する予定です。