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外国人看護師・介護士候補者を1,190人受入れ方針

平成22年度、厚生労働省はインドネシアとフィリピンから看護師・介護士候補者を最大1,190人受け入れる方針です。

 

これは、両国と締結している経済連携協定(EPA)に基づくもので、看護師候補者は3年、介護士候補者は4年の在留期間が認められています。

在留期間中に、国家試験に合格すれば日本で働き続けることができますが、合格できなけれぱ、帰国しなければなりません。

看護師候補者は、年に1度、3年に渡って受験できますが、介護士候補者は4年に1度しか受験できません。

日本語の壁もあり、去年2月の看護師国家試験では、受験者82人中1人も合格できませんでした。

そこで、政府は「来日前の日本語研修の充実、介護士試験の受験回数を増やす、試験会場への辞書持ち込み可とする、難しい漢字に読み仮名をふる」など、受入れ制度の改善に乗り出すことにしました。
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