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給料は下がっても、年金は据え置き

10.平成22年度の年金額は据え置かれます(対象者は年金受給者です)

 

○ 平成22年度の年金額は据置かれます。

※ 年金額の改定ルールは法律で定められています。平成22年度の場合、平成21年の物価水準は対前年比で下落(▲1.4%)したものの、法律で引き下げる際の基準としている平成17年の水準と比較すれば、依然として0.3%上回っている状況にあることから、法律の規定に基づき、平成22年度の年金額は据置きとなります。

長引く不況下にも係わらず、現役世代の給料は、雇用保険料、健康保険料、介護保険料、厚生金保険料すべて引き上げられ、定期昇給がある大企業はともかく、定期昇給(どころか賃金カットもされている)中小企業においては、手取額は4月から更に減るというのに、高齢者の年金は据え置き。

後期高齢者医療制度では、高齢者いじめなどとマスコミは大騒ぎしましたが、本当にいじめられているのは現役世代です。

高齢者に高額な年金を支払うために、医療や介護を受けてもらうために、現役世代はむしり取られているのです。

今の若者が、高齢者になったとき、現行制度下では、絶対に今の高齢者ほど年金はもらえません。消費税を大幅に上げ、年金制度を変更すれば可能かもしれませんが。

平成22年度の年金額の説明は以下から。
厚生労働省:平成22年度の年金額、国民年金保険料、在職老齢年金の支給停止基準額等について

平成22年4月1日に実施された、厚生労働省の制度変更全般は以下から。
厚生労働省:厚生労働省関係の主な制度変更(平成22年4月)について

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