診療報酬が改定されました
16.平成22年4月1日から診療報酬が改定されました(主な対象者は、保険医療機関と健康保険の被保険者です)
○ 平成22年度診療報酬の改定率を10年ぶりのネットプラス(+0.19%)、診療報酬本体については前回改定の4倍以上の改定率(+1.55%)とし、救急・産科・小児・外科等の医療の再建や病院勤務医の負担軽減が図られました。
※ 診療報酬改定の具体的な内容は以下の通りです。
・ 救急医療の評価の充実として、充実した体制の救命救急センターの評価の引き上げなど救急入院医療の充実や地域の連携による救急外来の評価がされるようになりくした。
・ 産科・小児医療の評価の充実として、ハイリスク分娩、NICU(新生児集中治療管理室)、NICUの後方病床に対する評価の充実
・ 病院勤務医の負担軽減策として、医療クラークに対する評価の更なる充実や、急性期病棟の看護補助者配置の評価が新設されました。
・ 難易度の高い手術について、診療報酬点数が30%~50%大幅に引き上げられました。
・ 医療の内容のわかる明細書が原則無償発行化されました。
詳細は、以下をご参照ください。
厚生労働省:平成22年度診療報酬改定について
平成22年4月1日に実施された、厚生労働省の制度変更全般は以下から。
厚生労働省:厚生労働省関係の主な制度変更(平成22年4月)について