障害者の雇用が前年度を上回る
5月7日、厚生労働省の発表によると、平成21年度のハローワークにおける障害者の就職件数は、雇用情勢が厳しい中、前年度を上回る45,257件(対前年度比1.8%増)となりました。
精神障害者及びその他の障害者について、就職件数が大きく伸びています(精神障害者10,929件(対前年度比1,473件(15.6%)増))、その他の障害者 716件(対前年度比221件(44.6%)増))。
産業別でみると医療,福祉(8,041件)、製造業(7,425件)、卸売業,小売業(7,309件)における就職件数が多くなっています。
新規求職申込件数は、対前年度比5.1%増の125,888件で、特に精神障害者(33,277件(対前年度比4,794件(16.8%)増))及びその他の障害者(発達障害者、高次脳機能障害者、難病者等)(2,435件(対前年度比741件(43.7%)増))の新規求職申込件数が増加しています。
解雇者数は、2,354人(対前年度比420人(15.1%)減)となり、平成20年度の解雇者数を下回りました。
厚生労働省:ハローワークにおける障害者の就職件数、前年度を上回る(平成21年度における障害者の職業紹介状況等)
(別添)平成21年度における障害者の職業紹介状況等(PDF:744KB)