パートタイマー用職務分析マニュアル
厚生労働省は、パートタイマー用の職務分析・職務評価実施マニュアル及び試行ツールを公開しました。
パートタイム労働者について、その働き・貢献に応じた公正な待遇を実現するため、平成20年4月から改正パートタイム労働法が施行されています。
同時に、国会において下記の内容の附帯決議がなされました。
参議院厚生労働委員会「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議」(平成19年5月24日)(抄)
短時間労働者と通常の労働者との均等・均衡待遇の確保を更に進めるため、参考となる先進的な雇用管理事例のほか、職務分析の手法や比較を行うための指標(モノサシ)について内外の情報を収集するとともに、事業主に対し、それらを提供することにより、その取組を支援すること。
これを踏まえ、厚生労働省では、「職務分析・職務評価実施マニュアル」と試行ツールを作成したところです。
(1) 職務分析・職務評価マニュアル
パートタイム労働者と正社員の職務の内容を明らかにするための「職務分析・職務評価」について分かりやすく説明しています。
(2) 試行ツール
職務分析・職務評価についての解説及びパートタイム労働法に沿った職務評価の手法を試すものです。
マニュアルに沿った説明を音声で聞き、その後実際に試行ツール(PDFファイル)への記入、クリックをすることで職務分析・職務評価を体験できます。
職務分析・職務評価を行うことにより、パートタイム労働者と正社員の職務が同じか、異なるかを明確にできる、職務の内容に応じた待遇になっているか、パートタイム労働者と正社員で均衡(バランス)が取れているかを確かめることができる、パートタイム労働者に、正社員との職務の異同を分かりやすく説明でき、パートタイム労働者の納得性を高めることができる、といったメリットがあります。
厚生労働省:職務分析・職務評価実施マニュアル及び試行ツールについて
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