地球寒冷化
「大滅亡(ダイオフ)」(田中光二)という1974年(昭和49年)のSF小説があります。若い人達には信じられないかもしれませんが、当時は・・・
今から36年前には、将来地球は寒冷化が進み、氷河期に向かい、人口爆発(日本でも)が起こると考えられていました。
高校生だった私は、氷河期が訪れた狭い日本に人間がひしめく様を思い浮かべ、恐怖におののいたものです。
そんな時代に書かれた「大滅亡(ダイオフ)」という小説は1989年(平成元年)~1991年(平成3年)までの近未来を描いています。
子供を2人以上産むべきでないとされ(中国ではありませんよ、日本で)、3人の子供がいる男を主人公が非難の目線を送り、初夏にタートルネックセーターを着ています。
新興宗教やドラッグなどの問題は現代にも通じそうですが。
もう、殆ど細かい内容を忘れてしまったので、また、じっくり読んで見たくなりました。