15歳未満からの臓器提供も可能になります
臓器移植法改正のポイントは、以下の通りです。
○ 本人の臓器提供の意思が不明な場合も、家族の承諾があれば、脳死下での臓器提供ができるようになります。
○ 15歳未満の方からの臓器提供も可能となります。
厚生労働省は、臓器移植法改正にともない、改正のポイント・リーフレット・ポスターを公開しました。
リーフレット表面に、臓器移植とは何かについて説明がありますので、以下ご紹介いたします。
臓器移植は病気や事故によって臓器(心臓や肝臓など)が機能しなくなった方に、他の方の健康な臓器を移植して、機能を回復させる医療です。
健康な家族からの肝臓・腎臓などの部分提供による生体移植と亡くなられた方からの臓器提供による移植があります。
移植に用いられる臓器は、心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸及び眼球(角膜)です。
日本で臓器の移植希望登録をしている人はおよそ1万3千人います。
しかし、臓器の提供が少なく、数多くの方が移植を待ちながら亡くなられています。
日本で事故や病気で亡くなる方は毎年およそ110万人です。その1%弱の方が脳死になって亡くなると推定されています。
自分が最期を迎えたとき、誰かの命を救うことができます。 わたしたちひとりひとりが、今、臓器提供について考え、家族と話し合い、自分の臓器提供に関する意思を表示しておくことが大切です。
詳細は、以下をご参照ください。