介護・福祉ロボット
また、腰痛防止等、介護現場における労働環境の整備が求められています。
また、高齢者が要介護状態になっても自立して生活を続けるためには、我が国の高い技術を活用することが求められていますが、介護現場ではロボットの導入に対する懐疑的な見方もあります。
一部の企業では介護・福祉ロボットの開発が進んでいるものの、対人安全性の技術や基準が確立されておらず、本格的な普及が見込めない状況にあります。
また、開発に費用がかかり、導入初期においては製品価格が高いといった問題があります。
そこで、厚生労働省としては、介護現場のニーズと企業の技術との間のマッチングを行うとともに、介護現場における不安感の解消を目指することにより、実用化を促進するとしています。
また、介護・福祉ロボットの安全性基準の策定、国際標準化の推進を行うとともに、導入に対する公的支援・制度的な普及策を講じることにより、国内における早期普及を図るとともに、世界的な優位性を確保するとしています。
詳細は以下、ご参照ください。
厚生労働省:介護・福祉ロボット開発・普及支援プロジェクト検討会 資料