本日の日経新聞によると、東京都は今日までに、2012年の介護保険制度見直しに向けた「緊急提言」を厚生労働省に提出したとのことです。
提言の内容は、低所得者も特別養護老人ホーム(特養)の個室を利用できる仕組みの構築など25項目にわたります。
地価も人件費も高くて、急速な高齢化にもかかわらず施設整備が進まない大都市の介護問題への対応を求めています。
人里離れた山奥の老人ホームで最後のひとときを過ごすのもいいかもしれませんが、私は、できれば、老後は東京のど真ん中で刺激的な毎日を過ごしたいと思っています。
さて、東京都の提言は従来よりも具体的にデータや対案を盛り込んだのが特徴となっています。
介護報酬は、特別区に適用される報酬単価の上乗せ割合を現行の15%から20%以上に引き上げることなどを要望しています。