24時間訪問介護は定額制へ
平成22年10月17日付の日経新聞朝刊のトップ記事として掲載されていましたが、厚生労働省は2012年度の介護保険制度改革で、一定のサービスを定額負担で24時間利用できる「包括定額方式」を導入する方針です。
現行の制度は「出来高払い」で、訪問介護サービスを使った分だけ費用がかかります。
ただし、新制度に移行したからといって、無制限にサービスが受けられるわけではなく、利用できるサービス内容や回数に制限が設けられるようです。
定額払いや出来高払いを組み合わせる方式も検討されるようです。
事業者にとっても安定収入につながるため、厚生労働省としては、訪問介護サービスへの新規参入を促す考えもあるようです。
また、同日付社会面の記事によると、同省は介護福祉士国家試験について、外国人受験生に配慮、表現をわかりやすく改める、漢字にふりがなをつける、病名は英語を併記する等の見直しを行い、来年1月実施の試験から導入すると発表しました。
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