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今後の介護人材養成の在り方について

厚生労働省は、「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会」において、とりまとめられた報告書を公開しました。

報告書の概要は以下の通りです。

1.介護人材の養成体系を整理
(1) 今後のキャリアパスは、「初任者研修修了者→介護福祉士→認定介護福祉士」を基本とする。

(2) 現在のホームヘルパー2級を「初任者研修(仮称)」と位置付る。介護職員基礎研修は、実務者研修の施行に合わせて、実務者研修に一本化する。

(3) 実務者研修は、以下のように見直し。
研修時間は450時間。働きながらでも研修を受講しやすい環境を整備する。実務者研修の見直し、介護福祉士によるたんの吸引等の実施等に伴い、施行時期を延期する。(28年1月予定の試験から適用)

(4) 介護福祉士養成施設卒業者に対する国家試験の義務付けの施行を3年間延期(24→27年度)する。

(5) 介護福祉士資格取得者がステップアップできるよう、認定介護福祉士(仮称)の仕組みづくりを進める。

2.介護職員に占める介護福祉士の割合の目安を、利用者に対する質の高いサービスの提供と介護人材の確保という二つの目的を両立させていく観点から、当面5割以上とする。

詳細は以下をご参照ください。

厚生労働省:「今後の介護人材養成の在り方について」(報告書)

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