とても不便な電子申請
ちょうど5年前だったと思います。鳴り物入りで「これからは電子申請!」と全国社会保険労務士会連合会が大々的に会員社労士をあおり立てて、各都道府県支部のIT委員会だか電子申請推進委員会だか忘れましたが、彼らが中心となって算定基礎届提出時期の直前になって、盛んにセミナーを開催していました。
私も、時代に遅れてはならじと、忙しい仕事の合間を縫ってセミナーに参加、電子証明書も取得し、算定基礎届の電子申請を試みてみました。
ところが、これがまた、とんでもない代物で、プログラムを3つか4つ同時に開かなけれぱならず、一つの書類を送信するために、電子証明書の添付やパスワードの入力を何度も求められ、辟易しながら、なんとか算定基礎届の電子申請を済ませました。
正直者がバカをみるとはこのことか。あれほど大々的にセミナーを開催して、電子申請をあおり立てられたにもかかわらず、実際に電子申請を利用して算定基礎届を提出した社労士はほとんどいなかったらしい・・・
IT委員会だか電子申請推進委員会だかの委員にもたずねてみました。まさか推進委員が電子申請をしないはずがないと思い。
ところが、帰ってきた返事は「ああ、電子申請ね。面倒だからやらなかったよ。」・・・
こめかみがピクピクしそうになりました。
それ以来、一度も電子申請をやらなくなりしましたが、最近はシステムが変わり、電子申請に対応した社労士用のソフトを使えば、以前とは比べものにならないくらい申請しやすくなったという話を聞いて、ようやく、今年に入ってから再び電子申請をするようになりました。
確かに、使いやすさは以前とは比較にならないほどですが、電子申請できる書類が少なすぎる。
電子申請する価値があるのは、雇用保険と社会保険の資格取得手続と住所変更届ぐらい。
離職票の手続は電子申請できません(今年の秋からはできるようです)し、算定基礎届や賞与届は電子申請できるものの、紙ベースで作成した総括票を別途郵送しなければなりません。
電子申請できるメリットなんてほとんどありません。算定基礎届本体と賞与届本体の印刷の手間がはぶける程度ですかね。
総括票を別途郵送せずに済むようにならないものですかね。
ところが、これがまた、とんでもない代物で、プログラムを3つか4つ同時に開かなけれぱならず、一つの書類を送信するために、電子証明書の添付やパスワードの入力を何度も求められ、辟易しながら、なんとか算定基礎届の電子申請を済ませました。
正直者がバカをみるとはこのことか。あれほど大々的にセミナーを開催して、電子申請をあおり立てられたにもかかわらず、実際に電子申請を利用して算定基礎届を提出した社労士はほとんどいなかったらしい・・・
IT委員会だか電子申請推進委員会だかの委員にもたずねてみました。まさか推進委員が電子申請をしないはずがないと思い。
ところが、帰ってきた返事は「ああ、電子申請ね。面倒だからやらなかったよ。」・・・
こめかみがピクピクしそうになりました。
それ以来、一度も電子申請をやらなくなりしましたが、最近はシステムが変わり、電子申請に対応した社労士用のソフトを使えば、以前とは比べものにならないくらい申請しやすくなったという話を聞いて、ようやく、今年に入ってから再び電子申請をするようになりました。
確かに、使いやすさは以前とは比較にならないほどですが、電子申請できる書類が少なすぎる。
電子申請する価値があるのは、雇用保険と社会保険の資格取得手続と住所変更届ぐらい。
離職票の手続は電子申請できません(今年の秋からはできるようです)し、算定基礎届や賞与届は電子申請できるものの、紙ベースで作成した総括票を別途郵送しなければなりません。
電子申請できるメリットなんてほとんどありません。算定基礎届本体と賞与届本体の印刷の手間がはぶける程度ですかね。
総括票を別途郵送せずに済むようにならないものですかね。