派遣先の中途解除による派遣元による解雇は労働契約法17条違反
2月9日付労働新聞第2716号の記事によると、民主党の衆議院議員が提出した「雇用対策に関する質問主意書」で「期間途中で派遣契約解除となる派遣労働者を、派遣元が雇用契約期間途中で雇用を打ち切る場合、労働契約法の趣旨に反するのではないか」と問いただしたのに対し、政府答弁書では「ご指摘のような労働契約の中途解除は、やむを得ない事由がある場合を除き労働契約法第17条第1項の既定に違反する」としました。
厚生労働省は、11月26日に開催した労働政策審議会の雇用保険部会で労使から意見聴取を始め、若年層・非正規労働者への失業給付を手厚くする方針を明らかにしました。
平成20年3月1日から施行されている労働契約法について、厚生労働省は次々と新しいパンフレットを制作しています。