借入も費用対効果
先日、クライアント社長と新規借入のため銀行に同行した。
当事務所が提携している銀行にご紹介してスムーズに話が進んだが、金利が違う制度融資の内どれを利用するのかという話になった。
当然金利が低い制度融資が良いかというと一概にそうとも言えない。
数ある制度融資の内、渋谷区の制度融資は金利が低い。利子補給も受けられる。
しかし融資がおりるまでに毎週1回、区の担当者のところに足を運び書類作成の相談を受けることになる。最低でも4,5回という感じらしい。
ただし忙しい社長は時間がかけられない。
利息を節約するよりも、その時間に仕事をしていた方が稼げる。
時間を節約して働いた方が費用対効果が高いのである。
結局、金利の高低よりも出来るだけスムーズに少ない労力で融資がおりそうな制度融資を利用することになった。
ある程度のコストがかかっても時間を節約できるのなら費用対効果を考えて時間が節約できる方を選択した方がよい場合がある。
何事も費用対効果を考えて選択しましょう。