マル経融資 ~資金繰りが厳しい会社へ
商工会議所のマル経融資(正式名称「小規模事業者経営改善資金」)の相談件数が増加している。前年同期比で30%だそうだ。
マル経融資とは商工会議所が窓口として斡旋を行っている小規模事業者向けの融資制度。
担保や保証人が不要(信用保証協会の保証も不要)であり融資金額は1,000万円が限度の融資制度である。
マル経融資の利用が伸びている背景には民間の金融機関からの融資を受けることが厳しくなっている現状があるのであろう。
業種によっては運転資金の借換を断られる場合が増えてきている。
資金繰りに苦慮している会社は取引銀行だけに頼るのは辞めましょう。
本当に資金繰りに困る前に様々な公的機関からも幅広く融資を受けられることを念頭に対策を講じておきましょう。
融資の要件として主なものは下記の通り
・商工会議所の経営指導を受けること。(事実上は商工会議所の会員になっていれば相談に乗ってもらえる)
・従業員20名以下(商業・サービス業は5人以下)
・1年以上事業を同一地区で営業
・税金の滞納が無いこと
etc
事業者を日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)に推薦し担保や保証人