最近増えているフリーランスの方の確定申告
確定申告をしていて思いますが最近フリーランスでお仕事をされている方が特に増えているような印象を受けます。
文筆、デザインやIT、ソフト開発などフリーランスの方が多く活躍する業界ですが最近では色々な業界にも広がっています。
契約社員や派遣社員の問題が叫ばれていますが、工場内の単純作業だけでなく専門的な知識を必要とするような仕事も外注化が進行しているような印象を受けます。
企業として社員を抱えて固定費を増やすより売上がある時だけ発生する費用にどんどん置き換えてきているのでしょう。この流れは、今後益々進むでしょう。
今まで社員として仕事していた方がフリーランスになると色々悩みもあるようです。
時間が不規則、収入面の不安定さ、社会保険の問題、貯蓄、将来性 etc
社会保険や貯蓄の無さに不安を感じる方が多いように感じますが、しばらくはフリーで仕事をと思っているのなら、節税メリットもあり貯蓄にもなる独立行政法人 中小企業基盤整備機構が運営している「小規模企業共済」をお勧めしています。
元々は国が行っていた制度ですし、今でも独立行政法人が行っていますので払い込んだ掛け金の安全性は確保できます。
また僅かですが民間保険会社が行っている年金保険に加入すれば一般の保険とは別枠で上限5万円の所得控除が使えます。
社員時代にはあまり感じなかった税金についても、自分で申告する身となると色々検討しなければならないことが出てきます。
フリーランスの方は、この確定申告の時期は自分の税金や将来的な資金計画について考える良い機会なので税金面、貯蓄面でメリットがある制度を色々検討されては如何でしょう。