登記対象の不動産、漏れてませんか?
こんにちわ!新宿の司法書士、中村です。
最近はちょっと肌寒いですが、春らしくなってきましたね。桜は大分散ってしまってお花見をするタイミングを逃してしまいましたが、もっと暖かくなればピクニックなどにも出かけたいと思います。
さて先日、事務所近所の個人のお客様から、HPを見たとのことで相続など不動産手続きについてのお問合わせをいただきました。
その日に早速、出がけに事務所に資料を持って起こしいただき、概要をお伺いいたしました。
ありがとうございます!
詳細は伏せますが、なんでも相続登記手続きから漏れてしまった不動産があったようです。
共有で所有している私道の持分とのこと。
今回、相続した不動産を担保にローンを組むとのことで、初めて私道持分の名義がそのままになっているということに気付いたとのことでした。
所有している不動産の一部の登記手続きが漏れていたりすると、売買や融資の際の抵当権設定などの際に思わぬ障害になりかねませんので、十分ご確認していただいた方がよいかと思います!
所有している不動産を調べる方法として、以下のような方法があります。
①不動産謄本の共同担保目録という欄があればそれを見てみる。
②固定資産税の課税明細を確認してみる。
③役所で、名寄せ帳を閲覧してみる。
名寄せ帳とは、所有者毎に固定資産の内容全てを記載したものです。同居の親族であれば本人以外でも見ることができますし、第三者でも委任状があれば見ることができます。
当事務所ではその辺のサポートも行っておりますので、お気軽にお問合わせください。