八ケ岳経営? カエル運動?
こんにちは、野田泰永税理士事務所です。
今日は午後から弱い雨。電話がたまたま少ないせいか、穏やかな午後です。
今日の日経産業新聞を読んでいたら、またユニークな会社の記事がありました。
日本スピン㈱(横浜市)は、科学技術の粋を集めた国産ロケット「H2A」の
高圧や高熱にさらされる最先端部の製作なども行う金属加工の会社です。
八ヶ岳経営は、「リスク分散には、事業領域の拡大を進める必要があった」ため
富士山のように一つの頂だけが高いのではなく、宇宙・航空、半導体、液晶、医療、
畜産、重電、樹脂、真空装置の八分野で独自技術を生かす方針を定めたもの。
複数回にわたる不況の波を乗り越えてきた経営者の、特定1分野の好不況に経営が
左右されないための英知です。
いいネーミングですね。複数分野に手を広げることによるリスクヘッジ、かつ、
それぞれの頂点を目指す意図も明確です。
もうひとつのカエル運動は、90年に始めた品質管理活動の名称です。
同活動は(1)自分をやる気に変える(2)初心、原点に返る(3)視点と立場を換える
(4)方法手順を改える(5)素材、部品を代える(6)組み合わせを替える
――の六つを行動指針にしたものだそうです。
この運動を社内に浸透させるため、名刺・封筒にもカエルを印刷しているそうです。