脱コモディティ
おはようございますのだです。
週末体調を若干崩したとブログに書いたところ、
「しっかりしろ!」「早く治せ!」とのメールを
多数いただきました。
ありがとうございます、完全復活です。
先日読んだ本の中に「ニンニクで稼ぐ」とありました。
内容は・・・
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カリフォルニア州ギルロイは、世界のニンニクの首都だ。
毎年ガーリック・フェスティバルが催され、全米で消費されうニンニクの大半を生産している。
だが実状はちがう。・・・
ギルロイ市最大のニンニク会社クリストファー・ランチでさえ、
今では中国産ニンニクを輸入しているのだ。
ギルロイ産ニンニクが苦戦する一方で、ニューヨーク産のハードネックガーリックの
収穫高は伸びている。ハードネックガーリックは育てるのが難しく、
したがって収穫量も少ないのだが、多くのシェフや料理人が、
苦労して手に入れる価値があると評価する。
ニューヨークのみならずアメリカ中の最高級レストランがその味を認め、
高値を払うのをいとわない。
ギルロイ産ニンニクが標準的な商品=「あちこちで売られる安くてつまらない商品」
になった途端、ギルロイのニンニク農家は激しい価格競争にさらされ、
過剰生産に走ってしまった。
商品は一度一般化すると、コモディティになってしまう。