経営者の悩み ~前編~
この厳しい経済情勢では、経営者は、どうしたら売上を上げられるのか?どこに仕事があるのか?そして、どうすれば利益を確保できるのか?を毎日考えているはずです。
私も経営者の一人として同じで、毎日、どうしたら仕事を増やせるかを考えています。
そうしたら、はたと思いつきました。
経営者の皆様に、競合他社との差別化のため、新規事業への参入のため、許認可制度を利用して、売上向上のための情報提供をできるのではないかと・・・。
お客様に、こういう会社がありました。
ある機械をプラントに設置していた会社なのですが、昨今のコンプライアンス(遵法)の要請から、大手企業と取引するためには、営業許可が必要ということが下請業者に一斉に通達されました。ところが、その通達は、建設業許可の機械器具設置工事の許可が必要ということを意味していました。しかし、この許可はご存知の方もいらっしゃると思いますが、非常に取得するのに難しい許可で、大手企業なら人材も豊富ですが、中小零細企業では人材も不足し、技術者がいないのが通常です。
この会社でも、多くの行政書士に相談し、役所にも相談に行きましたが、「無理ですねぇ・・・」との回答しか得られなかったとのことでした。