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リフォーム工事費用等の一部助成が始まります!

 4月28日から「既存住宅流通活性化等事業」の公募受付が始まります。

 この事業は、住宅ストックの品質向上及び既存住宅の流通活性化を図るため、既存住宅の流通やリフォームに際して、住宅瑕疵担保責任保険法人による検査、履歴情報の登録又は蓄積、瑕疵保険への加入等を行う事業について、リフォーム工事費用等の一部を助成するものです。

 つまり、質の高い中古住宅の流通を活性化させるために、工事の履歴情報を不動産会社に登録することや住宅売買瑕疵保険に加入することを条件として、売主やリフォーム工事業者に、工事費や手数料を補助するというものです。

 対象となる住宅は、昭和56年6月1日以降に建築確認を受けて建設された住宅(昭和56年5月31日以前に建築確認を受けて建設された住宅で、耐震改修工事を行うなどの新しい耐震基準に適合している住宅も含まれます)で、平成12年3月31日以前に竣工したもの(完了検査済証または表題登記の登記原因が平成12年3月31日以前のもの)です。

 対象となる工事は、下記の3点をすべて満たす工事でなければなりません。

   ① 住宅の性能を維持・向上させるためのリフォーム工事を行うこと
   ② 保険法人の検査に合格し、瑕疵保険に加入すること
   ③ 住宅履歴情報の登録または蓄積を行うこと

 1戸当たりの補助金の限度額は100万円で、共同住宅等の場合は1棟当たり2000万円が上限です。また、1事業者が複数の戸数を応募することは可能ですが、5000万円を限度としています。

 書類の提出方法は郵送で、交付申請から交付決定までは、約2週間程度となっています。応募の締め切りは5月31日ですので、条件に該当するためこの助成を希望される方は、早めの手続をお勧めします。

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