資金調達の実態その1の5(盆の期間)
先週(8月10日の週)は後半が盆休みになります。
資金需要を抱える会社にとっては、この休みはきついです。
金融機関を含めて、一斉休業は少ないのですが、担当者が休みになると話が停滞してしまいます。
7月に融資実行以外については、社内決裁が実質8月は進行が遅く、9月以降となりました。
8月末の決済資金の調達にむけ、暑いですがフル稼働です。
しかし、何といっても相手があってこその折衝です。相手が不在では活動できません。
新設分割した会社の、新株予約権付社債による資金調達スキームで進めています。
話が一気に進展することはまだありません。
店舗に実績は評価いただくのですが、さすがに売上継続の保証、利益の継続性など、保全策で躊躇します。店舗の権利売却なら応じる買手は複数現れました。しかし、経営者は事業継続に強い意志を示しています。店舗経営権の移転が前提だと価格面での折り合いが付きません。
買い手と売り手のアンマッチです。
そのまま盆休みに突入しました。