当たり前のことを、当たり前にやる
昨日、丸の内の東京会館で実施された東京商工会議所第5回「勇気ある経営大賞」顕彰式典と記念シンポジウムに参加してきました。
今回、勇気ある経営大賞の受賞者はいずれも業歴を重ねた企業様ばかりで、24年間に渡り経営を続けてきたラックとしても何か親近感を覚え、嬉しい限りです。
また、製造業にアイデアを上手に組み込んだ「ハードとソフトの融合」がテーマとなっていたのも興味深かったです。今後は「何か物を作っていればよい」「何かサービスを提供していればよい」だけではなく、他とは違うもの・サービスを提供し続けなければいけない、つまり「常に他社との差別化を意識し続けなければならない」と言うことだと思います。
後半のシンポジウムではコーディネーターを一柳氏(株式会社一柳アソシエイツ)が、パネリストを大久保秀雄氏、佐々木かをり氏、そして経営大賞をみごと取得された千葉英樹氏、小林洋一氏の4名が務めました。
ユーモアに、そして時折ジョークを交えながらの一柳氏の司会の下、4名がそれぞれの経営に対する熱い思いを語られました。
皆さんそれぞれの哲学をお持ちでしたが、やはり「自分自身がやるんだ」と言う強い意志、「お客様のことを第一に考えて仕事をする」という熱意は共通していました。
それは当たり前のことではありますが、これだけ変化の早い現在、変化に対応しながらも当たり前のことをちゃんとやることは難しいことであると感じています。
また、シンポジウム後の懇親会では東京商工会議所の岡村副会頭、今回の大賞受賞者の各社長とお話ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。