「経営姿勢」を中国語に直訳してしまうと・・・?
「日本語が喋れる」=「翻訳ができる」わけではありません。
翻訳には、翻訳のプロが必要です。
北京ラックの日文⇔中文翻訳者から、こんな話がありました。
「この会社概要、面白いですね」
そうして見せられたものは、日本企業の会社概要を中国語にしたものでした。
それは会社概要の項目、「経営姿勢」という言葉でした。
日本語の「姿勢」には
1:体の構え
2:心構え
というように、ハードとソフトの姿かたちについての意味があります。
ところが、中国語の「姿勢」には、「体の構え」の意味しかありません。
よって、中国語で「経営姿勢」とは、「経営」がお辞儀をしているような変な表現になってしまったのです。
当該社に聞いてみると、原因はたまたま会社にいた中国人に翻訳を任せていたようです。その人が、「経営姿勢」をそのまま直訳してしまったのですね。
会社側も、「日本語ができるなら、翻訳もできるだろう」という過信があったようです。
「日本語が喋れる」との理由で、社内の中国人に翻訳を頼むケースは多いようですがご用心。
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