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もし会社内に助成金・補助金申請のプロがいたら・・・・・その人材は多くの利益を会社にもたらす。

本来、コンサルタントはその会社にノウハウを提供し定着させるのが仕事ではないか。コンサルタントが離れたから、その会社は元に戻ってしまった、ではコンサルタントが関わる意味はない。
私は長年、助成金・補助金申請のコンサルティングを行ってきたが、もし自分がコンサルタントとして、その会社から離れたときにその会社が助成金・補助金を申請できなくなる、こういうことがあっていいのだろうか、と考えるときがある。
大企業には、必ず助成金・補助金申請担当者がいる。当然のことながら、研究開発担当者が申請書を書けば専門用語だらけで論文になってしまうから担当者には書かせない。助成金・補助金担当者は、あくまで客観的な視点で冷静に書類を作成する。しかしながら中小企業には助成金・補助金申請者がいる会社は稀だ。これでよいはずがない。担当者がいないために、社長はやきもきしている。よその会社が助成金・補助金をもらっているのに、ウチはなぜもらえないのだ!といって悔し涙を流す。それでは専門家に頼もう、ということになるが
、それでは会社内に定着しない。
そこで会社内に助成金・補助金申請のプロを育成していただこう、そして助成金・補助金をどんどん取りに行っていただこう、と考えて「助成金・補助金申請のプロ育成講座」を企画することになった。
ちなみに、助成金・補助金申請のプロは申請書を書くだけではない。
社長が新しい企画を考えると、助成金・補助金申請担当社員は社長に必ず聞くはずだ。
・社長、なぜその企画をやるんですか?
・世の中で新規性はありますか?
・どういうスケジュールでやるんですか?
・どこに売るんですか?
・資金はどうするんですか?
等々。実は、この問いは助成金・補助金申請書が聞いてくる項目だ。しっかり答えられなければ合格しない。
その担当者は失敗しそうな企画を止めたり事業計画を作成したり、いわゆるブレーンとして成長し、やがては社長の右腕となる。ただし助成金・補助金申請書は手書きではない。パソコンを駆使する必要があるから若い社員が向いている。

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