すべての会社に経営革新計画テーマは存在する、って本当?
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★☆すべての会社に経営革新計画テーマは存在する、って本当?☆★
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いよいよ明日13日は24年補正予算が衆院を通過するはずです。
経済産業省の補正予算公募型助成金募集を見ていると、1兆円以上の予算のうち、募集開始は「イノベーション実用化ベンチャー支援助成金100億円」+30億円しかありません。これから多くの助成金が募集開始になりますから注目しましょう。
さて山本一力作「早刷り岩次郎」の話です。
江戸・深川で版木彫りと摺りを請け負う老舗:釜田屋。
岩次郎社長は新サービスを開始します。
安政地震の翌年、地震によって大きな被害を受けますが、岩次郎社長は一念発起し「新たなチャレンジ」に挑みます。
それまでの瓦版の習慣を打破した新サービスとは何か、徹夜で考えた結果、以下のサービスを展開します。
・早刷りでリアルなニュースを提供しよう
(毎日発刊するので印刷職人や記者を増やさなくてはいけない)
・その町内だけでなく、江戸全般のニュースを提供しよう
(ニュース取材が大変だ)
・ターゲットは、日銭が入る職人の女房(ただし字が読めないから対策が必要)
・通常は1枚八文だが当社は十文と高い
(内容を充実させなければ売れない)
そのための対策として、
・彫り師、摺り師、耳鼻達(記者)、売り屋などの人員体制を整える
(安政地震の後の雇用の拡大につながる)
・文盲の町民でも読めるよう絵文字・かな文字を多用する
(文盲を減らす、という社会貢献)
・1日2,000枚販売するために大量の印刷用紙を手配する
(消費の拡大、経済の活性化)
などなど、考えられる課題と対策を計画にまとめて実行。
結果は?・・・・・・・・読んでのお楽しみです。
直木賞作家:山本一力さんは、作家になる前は1事業家でした。
社長経験があるだけに読んでもわかりやすいですね。
「自社の中で新しい=瓦版に新規参入」「世の中で新しい=日刊瓦版の発行」・・・経営革新計画のテーマはすべての会社に存在するはずです。
釜田屋の岩次郎社長は、テーマを考え抜いて経営革新計画を実行したんですね。
仕掛けて3年・・・・・・コツコツ、じっくり経営革新計画に取組めばおのずと結果が出てきます。がんばりましょう。
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