助成金100万円は多いか少ないか。人工知能研究助成金募集が始まる。
応募者の条件は、知能ロボット・インテリジェントシステム・機械翻訳・音声理解・画像処理・知的CAIなどの人工知能に関する調査・研究・開発と人工知能関連技術(情報処理技術・情報通信技術)のバージョンアップ・レベルアップの研究を行う企業・教育研究機関・研究グループ・個人であることとなっている。
世の中にはいろいろな会社があるものである。昨年相談に来た会社は何と「K-1ロボット」をイベント用として貸し出している。ブラジルにも行っているとのこと。新聞社の招聘で行ってきたのだがロボット1体につき1日15万円(開発者1人の人件費込み)を3体持っていったとのこと。もちろん交通費宿泊費は先方負担だ。K-1ロボットを作っている人は土曜日日や日曜日にマンション内でテーブルの上にパーツや基盤、ハンダを並べて製作しているという。いわばサンデー研究者だ。このような個人にとって100万円の助成金はありがたい。企業にしても100万円の純利益は売上2,000万円に匹敵する。
財団法人人工知能研究振興財団が募集する。募集期間は7月1日~9月30日。今から準備しても十分間に合うので、近くにこのような個人・企業がいたら教えてやってほしい。