Q　普段は主にどのようなお仕事をされていらっしゃるのですか？

Ａ　主力の業務は、２つ有ります。一つは、社会保険労務士業務です。これは労働保険、社会保険・労務管理の専門家として、就業規則の作成、退職金制度の構築など、会社の労務管理のサポートを行うものです。
もう一つは、金融コンサルティング業務です。これは、１５年を超える銀行員経験を生かし、金融機関からの資金調達方法の相談や、経営計画の策定、決算資料の作成などのお手伝いをさせていただくものです。そして、これらの業務から派生したものとして、金融機関向けの変額年金セミナーの講師や、資産運用セミナーの講師も勤めています。現在、マスコミ等で年金問題が騒がれていますが、年金問題を切り口にした「ライフプラン」に関するセミナーの講師などもやっています。

「今から始める生涯家計プラン」（今後のライフデザインを考えよう）

2006年7 月 4日株式会社日立製作所労働組合武蔵野支部様　セミナー講師

「３年目研修会」（２０代のライフプラン）

2006年2月13日15日23日　東京スター銀行様　セミナー講師

「これからの資産運用法」（快適なセカンドライフ、夢の実現へ向けて、今できることは?）

Ｑ　営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

Q　この職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A もとは、旧日本長期信用銀行（現在の新生銀行）に１５年在籍していましたが、在職中に受けた、早稲田大学大学院法務研究科（ロースクール　弁護士になるための学校）に合格し（平成１６年）、勉強に専念するために会社を退職したのが始まりです。
因みに、ロースクールは平成１９年３月に無事卒業いたしました。学生生活だけで、社会との接点が切れてしまうのも嫌だったので、在職中（平成１４年）に取得した、社会保険労務士の資格を開業登録し仕事を始めました。開業したての頃は仕事が有るかどうか不安でしたが、長銀を辞めて会社を経営している知り合いや、大学時代の先輩後輩に名刺を配り、開業した事をアピールして行くうちに仕事が入ってくるようになりました。

Ｑ　事務所のお気に入りをお聞かせください。

Ａ　労働法に偏らず、民法・刑法・憲法・会社法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法など多様な本が並んでいる本棚です。ビジネス系の本も、ここ２年間で１００冊以上読んでいます。

Ｑ　今後の指針等ございましたら、お聞かせください。

Ａ 　 ビジネスパートナーとして、新規上場（ＩＰＯ）を考えている会社のお手伝いをしたいと思っています。その際に、社会保険労務士のノウハウや、銀行員時代の経験がきっと役に立つと思います。まだ取得途上では有りますが、弁護士のライセンス（ノウハウ）もきっと活かせると考
えています。当事務所が「タキモト・コンサルティング・オフィス」という屋号にしているのも、業務を社労士業務に限定せず、いろんな業務に広げて行きたいと言う意味があります。今後とも、顧客ニーズに対応する情報の提供を心がけたいと思っています。

Ｑ　お仕事やお客様に接するにあたり、大切にしていらっしゃることはなんですか？

Ａ　一番大切にしている事は、依頼された事に対して「お客様に分かりやすく丁寧」に説明することです。例えば、就業規則を作る際、文章の羅列された就業規則を渡してお仕舞いではなく、噛み砕いた「説明書」を作成して理解していただくようにしています。
説明する相手が、忙しい社長様のような場合には、別途POWERPOINTで「社長説明資料」として要約したブリーフを作る事も有ります。肌理細やかな対応が、当事務所の付加価値であると思っています。

Ｑ　趣味や最近凝っていらっしゃることはなんですか？

Ａ　今は、仕事と勉強が趣味ですが（笑）、ゴルフ・テニス・将棋が好きです。九州出身なので、スキーはあまり得意では有りません。

Ｑ　今までのお仕事や私生活のなかで印象に残っている事はなんですか？

A　破綻して社長が夜逃げした会社の、労働保険・社会保険の手続をした事が有ります。突然
職を失い、給料も貰えなくなった従業員に、迅速な手続きをしたことで、転職や失業保険がスムーズに出て、大変感謝されたことが印象深いです。
職業でやっている以上金銭的報酬も大事ですが、人に感謝されるのが一番の報酬かもしれません。

Ｑ　座右の銘、好きな言葉はございますか？

■ 「月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。 飛行機を改良した結果、月に行けたわけではない。」（三木谷浩史　楽天社長）

■今有る前提から考えるのではなく、目標を達成するのに一番効率の良い方法を考えて実 践することが成功の秘訣である。