Q　普段は主にどのようなお仕事をなさっているのでしょうか？

A　行政書士の方では、今年の1月から営業させて頂いており、会社設立にだけ特化した形で行っております。
税理士業務は主に法人税を取り扱っていますので、普段は法人のお客様とお付き合いすることが多いです。業務内容としては起業支援、記帳代行、税務相談、税務申告書作成が毎月の主な仕事になっています。

起業支援は、これから会社を設立されたいと思っている方を支援していきたいという気持ちが開業当時から強かったので、会社を設立するにあたっての登記やその他設立に関する相談、それから記帳や日常の毎月の業務はどのように行っていけばいいのか、という相談をワンストップで受けています。
これは、同じ内容を何度も別な人に話すのが面倒だ。一人の人にお願いしたいというお客様からの要望が多かったことから行うことにしました。

記帳代行については、お客様から資料をお預かりして１週間以内に返却することを心がけています。これによりリアルタイムで会社の状況を把握していただくことができます。過去の数字を見ていただくのではなく、現在の会社の数字を見ていただけます。これは、毎月の試算表を会社の発展と改善のお役に立てていただきたいという思いから、この返却期間を厳守しております。

税務相談は、電話やメールではもちろん、毎月の打ち合わせの中で会計チェックを行った後、弊社オリジナルの経営分析レポートをお渡しし、毎月会社の現況を把握していただいた後の相談も行っています。税務申告書作成は、単に申告書作成だけでなく、決算書を６０ページにも渡る図表を用いた提案書に落とし込んで、約１時間から２時間掛けて社長様とじっくりお話をさせていただいております。
これにより、１年間をしっかりと振り返ることができ、翌期の目標をしっかりと定めていただくことができます。

Ｑ　　営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A 基本的には毎月の月次訪問を基本としているので、東京を中心として神奈川、千葉、埼玉などの1時間位で通える範囲がメインの営業エリアになりますね。

ただし、セカンドオピニオンとしての税務相談や記帳代行をお願いしたいということで、静岡県や福井県、鹿児島県のお客様もいらっしゃいます。こういった、税務相談については全国対応させていただいております。営業時間は基本的には9：00～18：00までですが、お客様によっては18：00以降でも対応しなくてはいけないことがありますし、問い合わせがあれば土日祝日でも対応させて頂いています。

Ｑ　　事務所のお気に入りをお聞かせください。

A　　事務所から六本木ヒルズ・東京ミッドタウン・東京タワーが見渡せる眺めのよさと六本木駅と六本木1丁目駅までどちらも徒歩5分以内という便利の良さです。アフター５も充実できると思いますよ。
私も六本木に繰り出して、人脈を広げようと考えていたのですが、忙しさからつい足が遠のいていました。これからは、どんどん行動範囲を広げていこうと思っています。また、事務所内では、ジャズやクラッシックのＢＧＭを流しており居心地の良い空間を作っています。

Ｑ　　今の職業をどういった経緯でご選択されたのですか？

A　　そうですね、税理士という職業を決めたのは高校に入ったときです。
今でこそ起業というと一般的になっていますが、私が高校に入った頃というのはバブル絶頂期で「起業家」を目指そうという考えがあまりなかった時代でした。
しかし、私は会社の中に入って会社の１員として働くよりは、自分が直接社会に働きかける、貢献できる仕事に就きたいと考えていました。そこで浮かんだのが、資格業として独立して社会の中に出て行こうという考えでした。リスクはありますが、自らの判断で自らの努力が成果となって自らに返ってくる。やりがいがあるじゃないですか。
そんな起業家思考があったものですから、現在起業を考えていらっしゃる方のサポートをしていきたいという思いは人一倍強いです。

Ｑ　　座右の銘・好きな言葉がありましたらお願い致します。

A　座右の銘になるかわかりませが、論語の、仁義礼知信です。
仁とは、「相手に対する思いやりの心」。義とは、「人の踏み行う正しい道筋」。礼とは、「躾教育」と言ったところでしょうか。知とは、物事の本質を知ること、知らせること、相手を理解し知ること、物事を見抜き理解する能力。信とは、言行に嘘偽りのない『誠』のこと。
これらは、わたし達の業務に大切なことだと考えております。この心を忘れず、常に切磋琢磨していきたいと考えております。

Ｑ　　お仕事やお客様に接するにあたり、大切にしていらっしゃることはなんですか？

A 　税理士という仕事は、サービス業だという考えを常に持ち、お客様に喜ばれるサービスを提供するためにはどういうことを行っていけばいいかを常に考えています。
またわかりやすい言葉での説明とコミュニケーションを大切にしたいですね。ある程度の知識がついてしまうとこちら側から一方的に説明して終わりの形になってしまうので何を本当に求めているのかという課題をこちらから見つけ、解決していきたいと思っています。

Ｑ　　今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A　　目標はかなり漠然としているかもしれませんが、お客様や職員、事務所に関係するみんなが成長して喜んでいただける事務所にしていきたいと思っています。
具体的どうしていけばいいのかを考えると先ほどから申し上げているサービスの向上、そして事務所を拡大してもっと色んなサービスができるようにしていきたいと思います。規模を日本一にしようとは考えていないですが、誰からも信頼される事務所にしていきたいですね。

Ｑ　趣味や、休日にされていることはなんですか？

A　　子供がちょうど一歳になったばかりで最近は休日子供と過ごすことが多いですね。
平日は仕事の都合で会うことができないですから。あと、趣味は、妻が妊娠してから行っていないのですが、スキューバーダイビングです。タヒチやパラオ・モルディブなど海外の海を１５０本ほど潜っていましたが、２年ほど行っていないので行きたいですね。