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サムライレポート

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新宿区 社労士 なぎさ社会保険労務士事務所の大島祐美子先生を取材!!

事務所名 なぎさ社会保険労務士事務所
住所 新宿区戸塚町1-101-2-2B
最寄り駅 東京メトロ東西線「早稲田」駅より徒歩3分
電話番号 03-6322-4861
営業時間 10;00~19;00
事務所詳細 > 事務所紹介ページはこちら
新宿区 社労士 なぎさ社会保険労務士事務所の大島祐美子先生を取材!! 写真

Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?

A.はい。労働保険・社会保険事務手続代行、給与・賞与計算代行、従業員の入社・退社の手続きなど、コンサルティングよりも会社に必要な手続き業務などを中心に行っています。社労士としての業務以外では講師の仕事をしています。国や地方団体からの委託を受けて失業していらっしゃる方を対象に、総務・人事への就職に向けた職業訓練を行っています。また、管理職や教師の方、転職準備中の方など、コミュニケーション能力を高めたいと考えていらっしゃる方を対象にコーチングを教えています。

Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。

A.営業エリアとしては特に決めていないのですが渋谷区、新宿区、中野区といった都内が主ですね。営業時間も特には決めずお客様に合わせるようにしているのですが基本的には10:00~19:00としています。お休みも決めていなくて、空いた日が休みといった感じですね(笑)。

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Q.お仕事・お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか?

A. 法律で決まってることでやらなくてはいけないことはあるのですが、何事も「これはこういうものです」、「こうするべきです」と言ったように最初から決め付けて説得はしないように心がけていますね。まずはきちんとお客様のお話を聞くようにして、答えを急がず、徐々に理解していただくようにしています。お客様のなさりたいことのなかには、法律にそっていなかったり、ぱっと聞いたところでは理不尽に感じたりするものもときにあります。そうだとしてもお話してくださっている方にはその方のご経験からお持ちになっている考え、正しさがあるので、その部分を大事にして、共感し合い、必要なことがあればできる限り受け取りやすい方法を提案しています。また、お話する時には明るく笑顔でお話するようにしています。仕事だけではなく人としてずっと交流していきたいからです。

Q.このご職業をどういった経緯でご選択されたのですか?

A.大学を卒業して外資系計測器メーカーの営業アシスタント4年やったあとにITアプリケーションSE1年半経験し、その後、参議院議員の公設第二秘書になりました。その時に、せっかく国会にいるのに法律の事が何もわからなくて恥ずかしいと思いまして何か法律の勉強をしようと思いました。ちょうど同じ時期に、知り合いが社会保険労務士の試験を受けるという話を聞いて、それなら一緒にと勉強を始めたのがきっかけですね。社労士試験に「労務管理その他の労働・社会保険に関する一般常識」という科目があります。そこで労務管理の部分を勉強していくうちに自分が会社に勤めていた頃のことを思い出しました。アシスタントをしていた頃の後輩たちのこと。やる気があって積極的な新人さんが、きちんと見て育てる人がいないために不安の中で仕事をして自信が持てない状態でいたり、他の人よりずっと頑張って成果をだしている人がコミュニケーションのすれ違いで、その努力や成果を周囲に伝えられなかったり。ITに異動してからのこと。同じ部署の人が毎月1人ずつ辞めていくのに人は補充されず、残された人たちで仕事を分け合い、分担をかえ、前と同じ量の仕事をこなさないといけなかったこと。私がアシスタントからITに異動することで叶えようとしたこと、退職しようと思ったきっかけ、自分自身のことも思い出しました。正社員が辞めて残された人は重い責任と多くの仕事、辞めてしまうと不安定な非正規雇用と苦しい思いをしている人たちがたくさんいると思います。でも会社だって従業員さんにお給料を払うため、競争のなかで生き残るためにやっていかなくてはいけないことがある。会社も従業員も一生懸命よりよくなろうとして努力しているのにお互い苦しい思いをしている。会社と従業員さんのあいだにたって、少しでも苦しんでいる方々の助けになれたらという想いでこの仕事に就きました。

Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。

A.そうですね、人を雇いたいと思っています。社長さんの話をお聞きしていて、人を雇うということが本当に大変だと感じていますので。人を雇っても成果が出ない時の苦しみ、売り上げが上がらない、でも賃金は払わないといけない…といった現実部分を経験しておきたいんです。いまはお話しを聞いて大変だということは想像できるけれども、同じように共感することはできないと感じています。一人でも雇い、経営の当事者になることでそういった社長さんの苦しみや悩み、責任の重さがいまよりずっとわかると思います。その上で自分の理想とする方法を実践して、成果をだして、「こういうやり方はうまくいきますよ。私の事務所を見てください」と言えるようにしたいのです。
また、休みを沢山取れるような会社を増やしていきたいですね。社員の皆さんに休んでリフレッシュしてもらって自分の生活も楽しみつつ、仕事をきちんとするといった職場環境づくりを推進していきたいです。休みがとれない環境だと何かあったときに「両立は無理だから辞めるしかない」という選択肢しかとれなくなってしまう。育児については特に法整備が進み、両立支援が進んできていますが、育児だけでなく介護のための休暇や、日頃の有給休暇も同じように大切です。休暇の取得から、バックアップをする人に力がついたり、引き継ぎのため情報共有が進んだり、別の人が担当することでチェックができたり、新しい視点で業務を見直すことができたり、いくつものいいことが得られます。また世の中に多くの会社がある中で「ここで働きたい」とその会社を選んでくれた従業員さんに気持ちよく長く働き続けてもらうことは、募集・教育にかかる費用を減らすことはもちろん、モラルや生産性向上のためにもとても重要なことです。そういったお話を社長さんとする機会を作っていきたいですね。

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Q.事務所に対してのお気に入りなどは御座いますか。

A.机が広くて使いやすいのと、いつも音楽が流れていてリラックスでき、楽しい雰囲気なのが好きですね。あとは場所自体も自宅から近いので気に入っています(笑)。

Q.趣味・最近はまっていることは御座いますか?

A.パソコンに入っているゲームのフリーセルが好きですね(笑)。フリーセルの「あれをこうして、これをこうして」と先まで考えてカードを動かして、小さい勝ちがどんどん積み上がって、連勝記録が伸びるところがいいんです。この前、ちょうどお友達でもある社長さんともこの話をしたのですが、社長さんに「長いゲームもかわらないよ。ひとつひとつクリアして全体が終わるんだから」と言われて嬉しくなりました。何かにあたるときに全体で大きく捉えてしまうと萎縮してしまうけれど、細かくすればひとつひとつは乗り越えていけるんだと思って(笑)。あとは…自転車が好きですね。この間もお台場までは友達に車で乗せてもらって、有明や東雲、新木場や、若洲海浜公園をまわってきました(笑)。お昼を食べたり、写真を撮ったりしながらだったので4時間以上かかりました。議員会館に行っていた頃は自宅の中野から永田町まで片道9キロを何度も走りました。また、食べる事が好きですね(笑)。美味しいお店の話を聞いたりすると、ついつい行きたくなっちゃうんですよね。

Q.最近面白かった事、感じたことは御座いますか。

A.衝撃的だったのは自転車のサドルがなくなったことですね。先日、自転車でお客様先に行って、ビルの下に自転車を止めていたんです。書類を届けてほんのちょっと1~2分立ち話しをしたあと、ビルの下に戻り、止めておいた自転車を見たら「え?サドルがない!」。おそらく盗まれていたんだと思いますが…すごい早業だと思い、あっけにとられてしまいました。仕方がないのでそのまま近くの東急ハンズまで立ちこぎして新しいサドルをつけてもらいました(笑)。でも新しいのにしたら前のサドルより乗り心地がよくなったので結果オーライです。

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Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?

A.去年、東京労働大学講座を受けたときに、藤村博之先生からお聞きした「人は過去には戻れない、できるのは選択したものをよかったと思えるように努力することだけ」です。この言葉をきいて、当たり前ではあるのですが、確かにそうだなとすごく考えさせられましたね。私も独立してから、秘書の仕事を辞めなければよかったと思う時もありましたし、それよりもっと前に会社を辞めていなければと思ったこともありましたが、いろいろ考えてもその時間に戻って選択をし直すことはできないので、自分が選択したことをよかったと思えるように今を精一杯頑張るしかないと考えています。

Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。

A.そうですね…楽しいです(笑)。会社に属していると、この人と仕事をしたいと思っても、かなりの権限がないと自分で取引相手を選ぶことはなかなか出来ないと思います。ですが、いまは一緒に仕事をしたい!と思う相手がいれば、受け入れてくれるかはともかくとしてアプローチすることは自由です。商品が自分自身で、社名というブランドがないからこそ、お客様に選んでいただいたり、他のお客様をご紹介していただけたりということに、ものすごく大きな幸せを感じることができます。そして何より、お客様の会社が良くなって大きくなっていく姿を社長さんと一緒に実感していけるのは楽しいですし、やりがいがあります。是非頑張ってください!

Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。

A. 給与計算やさまざまな手続きなど会社で面倒だと思った事があればぜひおっしゃってください。お引き受けします。専門書片手に、手続きや書類作成にかけている時間を本業に割いて、新しいビジネスモデルの醸成や広報活動、会社の方向性を確立する時間に変えませんか?経験豊富な人が社内にいるから…というご意見もあるかと思いますが、法改正が頻繁にありますので、それを見落としのないよう追っていくのはなかなかの手間かと思います。会社内の担当者にかけるコストを考えると、お任せいただいた方がコスト削減にも繋がります。私たち社会保険労務士は社長と社員の橋渡しとなるのが仕事です。まずはお気軽にご相談ください。

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