文京区の行政書士 藤森将昭先生を取材!!
事務所名 | 藤森事務所 |
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住所 | 〒112-0002 東京都文京区小石川5-35-8 |
最寄り駅 | 茗荷谷駅 |
電話番号 | 03-5689-2828 |
営業時間 | |
事務所詳細 | > 事務所紹介ページはこちら |
Q.業務内容にも様々な分野があると思うのですが、主にどのような分野に力を入れていらっしゃるのですか?
A.7年前に行政書士として独立しました。建設業、宅建業の許認可や会社設立に従事していて、今も当然行っているのですが、2年前に仕事をしながら大前研一氏が作った大学院(MBAコース)に入学して経営理論について勉強したんです。今までの行政書士さんや税理士さんは法律の分野の経営アプローチなんですが、実際の業務は法律的なアプローチをしておけば事業が上手くいくわけでは決してないんです。なので、私の場合は法律的なアプローチに経営的なアプローチを組み込んだアドバイスをするというところに重きを置いています。ただ、経営的なアプローチをするといっても顧客層でターゲットを絞るか、提供するサービス内容で絞るかというところになってくると思うのですが今、全く新しいジャンルとしてスポーツ関係に特化して取り組んでおります。スポーツ業界の経営はとてもずさんで、近鉄が3年前にオリックスと合併したように実はあってないような状態なのです。ただ、浦和レッズさんや楽天さんのように成功している例もでてきてはいるのですが、失敗している例が非常に多いので、1つ目はスポーツ業界の経営の建て直しのコンサルティングをしております。東京大学のスポーツマネージメントスクールに通い、スポーツ界の実状なりを全部頭の中にインプットしてスポーツ団体やアスリート個人に対してのコンサルティングをしております。2つ目は、引退したアスリートのセカンドキャリア問題です。大手の転職会社はアスリートの転職サポートをしていますが、アスリート自身が事業を行っていきたいという場合、転職会社ではサポートできないんです。そこで、私の今までの企業コンサルティングの実績などがアスリートの第二の人生の事業に活かせると確信しております!3つ目は、現役アスリート向けのコーチングサポートをしております。選手にとって今本当にやらなければいけない事は何なのか?というのは実は選手自身もわからないままやっていることがあるんですよね。メンタル面?技術面?本当にそれだけでしょうか?それは経営と共通する部分が多くあります。今、そのお店で何を一番やらなければいけないのかを突き詰めるのと同じで第三者が客観的に見ることで、今やらなければならない事は何なのかが見えてくるんです。当事務所では、スポーツ団体、引退した選手のセカンドキャリア、現役選手のサポート、この3つを主体としております。
Q.営業エリアや、営業時間をお聞かせください。
A.営業エリアは全国ですね。お問い合わせがあれば北海道から沖縄まで全国どこでも対応しております。営業時間もあって無いようなものですね。休日も同じで時間が出来た時が休みになりますね(笑)スポーツ業界はエリアや時間を区切って付き合っていける業界ではないですからね。
Q.お仕事に対して特に大切にしていらっしゃることは何ですか?
A.一言でいえばクライアントファーストです。お客様の期待値がどこにあるかを考えてお客様の期待値を上回ることを常に考えています。例えば、メールを見てお客様がものすごく早いレスポンスを望んでいるなと思ったら5分後にはメールを返すようにしています。それが例え夜中の3時にきたメールであっても3時5分には返事を出すようにしております。
Q.お客様に対して心がけていらっしゃることは何ですか?
A.一番はやっぱりお客様をリスペクトすることですね。私たちの仕事は信頼関係がとても重要なので、信頼関係を築けないとぜんぜん仕事が上手くいかないのです。コンサルティングは私たちが伝えても私たちが実行するものではなく、お客様が実行して初めて成果があがるものですよね。我々が上から物を見下ろすように”こうやるべきだろ”と言ったのではお客様としては動く気になれませんよね。言う通りに実行していただくことによってお客様がどういう具合に成果をあげることが出来るのか。ということを心から理解してもらうには、まずはこちらがお客様に対して尊敬の念を持つことが重要だと考えています。
Q.どういった経緯でスポーツに特化することをご選択されたのですか?
A.もともとスポーツやアスリートの方々が好きなのと、大学院に入る際に研究テーマを決めなければいけなくて、日本で一番経営が上手くいってないのはどこだろうと考えていた時に、丁度近鉄とオリックスが合併する話になってプロ野球界のほとんどが赤字という事実が浮き彫りになっていた時期だったんです。プロ野球でこれだと他のスポーツ団体も同じなのではないかと思ってスポーツ業界に密着していこうと決めましたね。ただプロ野球やサッカーチームだけに絞ってしまうと限りがありますので団体だけでなく現役選手や引退した選手のサポートにも対応していこうと決めました。
Q.今後の指針等がございましたらお聞かせください。
A.またスポーツの分野になってしまうのですが、日本のスポーツ界にもう少し経営マインドを取り入れて健全な業界にしていきたいですね。健全じゃないわけではないのですが…。アメリカはショービジネスが盛んな国でありエンターテイメントの国なので、スポーツは見るもの魅せるものという前提なので経営的には健全でありビッグビジネスなのですが、日本は運動はやるものであって見るものではないという文化があるんですよね。根本的な考え方からして違うんです。なので、スポーツの世界でお金というと「イヤらしい!」という感覚で捉えられてしまうんです。そういうこともあって、日本のスポーツ自体は健全なものでも経営的には健全ではないわけです。それでは経営が成り立たないんですよね。そこで健全なる経営をしっかりと行っていくことによって日本のスポーツ界を盛り上げ、発展させていきたいと思っています!
Q.事務所に対してのお気に入りなどは御座いますか。
A.事務所を選ぶ基準はやっぱりアクセスの良さなんですよね。そういった意味でアクセスの良さがお気に入りになりますね。
Q.趣味・最近はまっていることは御座いますか?
A.体を動かすことが好きで、プライベートでの将来の目標なのですがトライアスロン完走ですね。なので仕事が終わった夜や週末は走ったりジムで泳いだりしています。あとはスポーツ観戦ですね。ただ、実際にスタジアムに行っても、試合だけでなく、どうしてもスタジアムの運営実態や選手の心理面のことが気になってしまいますね(笑)そういう意味では仕事が趣味と言えますね。
Q.最近面白かった事、感じたことは御座いますか。
A.今、女性の将棋団体の立ち上げに携わっているのですが、最初のころは経営者的なマインドが0に近い団体で大学のサークルのような状況でした。それが日々成長して経営らしくなってきているのがお手伝いさせていただいている私としてはうれしいことであり楽しいことですね。最初は本当に大学の同好会に近い形で自分たちが楽しければ良いといった状態でしたからね。きちんと経営を行い、売上や経費、利益といった発想が出来てきているのを見るのがやっぱり楽しくてやりがいを感じますね。
Q.座右の銘、好きな言葉はございますか?
A.よく自分が書くのが「No Fun No Gain」です。アメリカ人がよく使う言葉なのですが「楽しまなければ何も得られない!!」という意味なんですが、自分がのっているなって思ったときにはいろいろな発想がどんどん溢れ出てきますからね。眉間にシワを寄せてずっと考え込んでいても良い発想は出て来ないですし楽しみながらやる。というのはテーマとしてありますね。
Q.これから同じ士業を目指している方々にメッセージをお願いします。
A.一言で言えばとても競争の激しい業界です。自分なりのオリジナリティーを出して独自の立ち位置を決めていかないと価格競争などに巻き込まれて志とかけ離れたところで仕事していかなければならず、苦しいと思います。誰もやっていないような分野を一生懸命探し出しだしていくことが大事になってきます。行政書士のフィールドが広いということを逆手にとって自分だけの分野を見つけて輝いていってください!
Q.このレポートをご覧になっていただいた方へメッセージをお願いします。
A.アスリートのセカンドキャリアをサポートします!また、これから現役選手のパフォーマンスアップにも力を入れていきますのでご興味を持って頂けましたらぜひご連絡いただければ幸いです。